栄養士の独立!独立をオススメ出来る人と出来ない人!

管理栄養士や栄養士の資格を持っていても、資格を活かした仕事ができていない人はいませんか?
資格はあっても、眠ったまま…そんな話を多く耳にします。
今回は管理栄養士や栄養士の資格を活かして仕事がしたい!と思っている方に向けて「独立して仕事をする方法」をご紹介します。
この記事を読めば、あなたの未来が変わるかもしれません!

独立した栄養士とは?


管理栄養士や栄養士は、一般的に病院や保育園、介護施設や社員食堂等で献立作成や調理を通して食事の提供に携わっています。専門的な知識を使った献立作成や栄養価計算などを行っており、喫食者の健康をサポートする仕事です。
また、独立して活躍する管理栄養士・栄養士もいます。料理教室やメディア出演等、活躍の幅は広がっています。
平成20年4月から特定健診・特定保健指導が始まり、メタボリックシンドロームが疑われる人には、栄養指導が義務付けられたため、管理栄養士の仕事の幅はさらに広がり、需要も増えました。
では、管理栄養士・栄養士が独立して仕事をするためには具体的にどうすればよいのでしょうか?

栄養士が独立するためには?


以前はSNSが普及しておらず、独立するためには営業力や幅広い人脈などが必要とされていました。そのため、極限られた人しか独立することができませんでした。
しかし、昨今ではSNSやインターネットの普及により、営業力や広い人脈がなくても独立することが可能になっています。

その理由は、
①顧客となりうるターゲット層を集めることが容易ということ。
②外回り等時間をかけて営業をしなくても、メールやインターネットを使い、自分をアピールする事ができる。という2点です。
このため、個人や素人でも仕事を取ることが容易になっています。
またすでに独立して成功している管理栄養士・栄養士がいます。
そういった方たちが開く「経営セミナー」に参加することも一つの手段です。
管理栄養士・栄養士は栄養学の知識はあっても、経営や経済の分野に自信のない人が多くいます。
独立して仕事をするには必要な知識になりますので、補強していく事が必要です。

独立した栄養士の働き方

具体的には、クリニックや病院と個人で契約をして栄養指導を行ったり、医療保険者(自治体や勤め先等)が行う特定健診の栄養指導を請け負う場合があります。
また、パソコン作業が可能な場合は、健康・栄養情報を発信するライターや、食事写真を見てアドバイスを行い、ダイエットサポートをするオンライン栄養指導などがあります。
さらには、独立を目指す管理栄養士・栄養士の支援をする会社を運営している人もいます。経営セミナーのみならず、ブランクがある管理栄養士・栄養士に対して最新の栄養学を学べるセミナーを主催しています。
栄養学は日進月歩です。学生の頃学んだ知識が使えない場合が多々あります。健康をサポートする仕事の為、最新で尚且つ信頼性の高い情報を管理栄養士・栄養士自身が日々学習することも独立するために必要です。

独立したら年収はどのくらい?

一般的に管理栄養士・栄養士の年収は、350~400万円前後です。
業種による年収の差があるというよりは、施設・企業の待遇次第で年収が決まります。
近年、国の医療費削減の観点からセルフメディケーションの考え方が普及し、病気にならないための生活習慣・食事習慣の改善が一般化しています。
管理栄養士や栄養士は重要な役割を担っており、企業からの需要も拡大しています。
そんな中、独立した管理栄養士・栄養士が年収1000万円を超えるケースもあるようです。
セミナー講師やメディア進出等、著名になる事で、その可能性は広がります。
しかし、資格を最大限に活かし年収を増やすためには、努力と時間が必要です。

独立をオススメ出来る人の3つの特徴

1 料理が好きな人・食べることが好きな人

管理栄養士・栄養士の仕事には、食材や料理が欠かせません。食事指導を行う際も、自身に料理をする習慣があると、実用的で実現可能なアドバイスをすることが可能です。
また、自身が興味のあること・好きなことを話していると、説得力があり又熱意も伝わり、聞く側の生活習慣を変化させ健康へ導くことができます。

2 人と接することが好きな人

管理栄養士・栄養士は人と話すことが仕事といっても過言ではありません。栄養学の知識やアドバイスを伝えることで、人の行動を変化させ、その結果病気にならない生活へ導きます。
中には食事を変えることに戸惑いを感じる人もいます。食事に関してアドバイスを受けたくない人もいます。人の気持ちに寄り添い、栄養指導を進めるコミュニケーション力が必要です。

3 レスポンスが早い人

独立して仕事をするということは、すべての責任が自身にあるということです。仕事において大切なのはお互いの信頼です。
メールやSNSなどを使って仕事を進めることが多くなった昨今。連絡に素早く反応し、相手との信頼関係を築いていけるかが成功のカギです。

管理栄養士・栄養士の未来


管理栄養士や栄養士には独占業務がありません。栄養指導も、他の医療資格(医師や看護師)を持つ人が行うことができます。
しかし、毎日の食事が健康を害する危険があると認知されてきた今、栄養学のスペシャリストとして他の資格者には行えない効果的な指導ができると思います。
薬とは異なり、1日食事を変えただけでは体調に変化はありません。管理栄養士・栄養士が継続的な支援をすることによって、結果の出る栄養指導が可能になります。
資格が眠っていてはもったいない!資格を最大限に活かした仕事で、健康な人を増やしていきましょう!

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栄養士くらぶ編集部

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